親子で楽しむ! 幼児と小学生におすすめしたい折り紙の本5選

育児

日本の伝統芸術である折り紙。

たくさんのおもちゃがあふれる現代でも、折り紙は人気の遊びのひとつです。

指先をいっぱい使って紙を折るという動きは、伸び盛りの子どもの脳も活性化させてくれます。
定番の「鶴」や「紙飛行機」などの伝承折り紙だけでなく、日々新しい折り方や作品が生み出され、たくさんの「折り紙の本」が発行されています。

この記事では幼児から小学生の親子におすすめの、親子で楽しめる折り紙の本についてまとめました。

折り紙の本の選び方

折り図との相性は必ず確認

親子で楽しめるように編集された折り紙の本は難易度が低く、見た目もカラフルで可愛らしい作品を集めている傾向があります。

折り図も幼児~小学校低学年のお子さんにもわかりやすいものが多いですが、本を見ながら作品を作った経験があまりない人は、慣れるまでは、教えるのに少し苦労する場合も…。
わかりやすいか、わかりにくいかは、折り図との相性もあるので中身を確認してから購入されることをおすすめします

オンラインショッピングで購入する場合は、中身を一部見られる本やレビューなどを参考にすると良いでしょう。

 収録作品の傾向をつかんでおくのも大切

求める内容に近い一冊を選ぶためには、収録作品の傾向をつかんでおくことも大切です。

どんな作品を作りたいか、どう活用するかを考えながら選びましょう。

もしどれを買えばいいのかわからない、ということであれば、作品数の多いものやお子さんの年齢に合わせて選ぶといいですよ。
動物や季節のモチーフがたくさん掲載されているものは年中行事や四季折々のものを学べるので、季節や自然を教えたいということであれば、候補に入れてもいいでしょう。

また、折り紙に興味のないお子さんでも、自分が好きなモチーフがのっている作品や、かっこいい作品が作れる折り紙の本をプレゼントすれば、ハマるかもしれません。

まずは入門編!幼児にも折れるおすすめの折り紙の本

『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』

出典:https://www.amazon.co.jp/

私が一番最初に子供のために購入した折り紙の本です。

タイトルの通り、3~5歳の幼稚園の年齢の子に最適な折り紙作品が掲載されています。

2ステップで完成する「ちょうちょ」から、幼稚園・保育園では定番の「チューリップ」「コップ」「かぶと」の応用形で少し複雑な折り方の「きんぎょ」など、年齢に合わせてステップアップできるような構成になっています。

最初は親が一緒に折って教えてあげたようがいいですが、4歳半頃からは自分で本を見て折れるようになるぐらい、わかりやすい折り図なのもおすすめポイントのひとつ。
折り紙作品を使って、遊んだり制作したりできるアイディアもたくさん掲載されています。

同じシリーズで、年齢に合った難易度の折り紙が掲載されている『入園までにあそぶ力がつく 1・2・3才のおりがみ』と『図形力とくふう力がつく 5・6・7才のおりがみ』もあるので、お子さんのレベルに合わせて購入するのも良いでしょう。

『大人気!!親子で遊べるたのしい!おりがみ』

出典:https://www.amazon.co.jp/

390人の子どもが選んだおりがみが大集合!
—みんながだいすきなおりがみ106点を掲載—
子ども達にアンケートを取り、本当に人気のある作品を集めました。
遊び方やアレンジ方法もたっぷり紹介しているので、親子で一緒におりがみを楽しんでください。

伝承折り紙である「鶴」「紙風船」「携帯電話」や「ランドセル」といった新しい作品、「ひゃくめんそう」などの遊べる作品、「うさぎのコースター」「ハートくま」といったオリジナルの作品も多数掲載されています。

『入学までにおぼえたい 3・4・5才のおりがみ』に比べると幼児には少し難しい作品もありまずが、掲載作品数が多いので小学生まで長く使える1冊です。

親子で楽しめる!可愛くて実用的な作品がいっぱいの折り紙の本

『カミキィの季節のおりがみ (飾る・使う・贈る)』

出典:https://www.amazon.co.jp/

InstagramやYouTubeでも有名な、創作折り紙作家カミキィさんのベストセラー。

カミキィさんの折り紙はどれもかわいらしいのが特徴で、小学生の女の子と親子で作るのにおすすめです。

YouTube動画再生回数が約71万回の「クローバー」、約88万回の「ねこのしおり」といった人気作品をはじめ、書き下ろしの新作もたくさん掲載されています。
年中行事にちなんだ壁飾りや季節のモチーフなども取り入れた、お友達やおじいちゃん、おばあちゃんにも贈って楽しい作品が多いのも特徴です。

また、この本のシリーズの第2弾として『カミキィの季節のおりがみ: 和テイストで楽しむ』が発行されています。

タイトルの通り、より和テイストで千代紙などを使って可愛い作品が掲載されていますよ。

『12か月のおりがみ壁飾り 簡単カワイイ♪ リースとフレーム&エトセトラ』

出典:https://www.amazon.co.jp/

造形作家のいまいみささんの壁飾りに特化した折り紙の本です。

ミニリースを含めると40以上の作品が掲載されていて、四季折々の光景や年中行事の壁飾りを作ることができるでしょう。

リースやフレーム枠とモチーフを組み合わせる方法で、モチーフは子供でも簡単に折れる作品が多く、親子で楽しめます。
また枠とモチーフを自分でアレンジできるので、組み合わせは無限大。

長く楽しめる1冊です。

長女が夏休みの宿題の自由工作でこの本に載っている作品を参考に、季節のリースを作りました。

いまいみささんは他にもたくさんの折り紙の本を出されており、特におすすめなのが『女の子のかわいい折り紙』『男の子のかっこいい折り紙』

対象年齢が大人と一緒に遊ぶなら3歳~、ひとりで作るなら6歳~の比較的簡単に折れる作品が紹介されています。

『女の子のかわいい折り紙』はおままごとに使えるスイーツや果物などの特に女の子に人気がある作品が、『男の子のかっこいい折り紙』は乗り物や動物など、男の子に人気のある作品が、それぞれ30作品以上が掲載されているので、たくさん楽しめるでしょう。

キャラクターを折りたいなら…

『キャラクター折り紙あそび』

出典:https://www.amazon.co.jp/

ディズニー、サンリオ、ミッフィー、くまのがっこう、チェブラーシカなどの定番で人気のかわいいキャラクター20作以上の作り方が掲載されていいます。

難易度は少し高めのものが多く小学生~大人向けですが、キャラクター折り紙の入門書ともいえる1冊です。

他にも、同じシリーズでディズニーキャラクターに特化した本や、今人気のすみっコぐらしなどのキャラクターの折り方が紹介されたシリーズが多数あるので、好きなキャラクターの折り方が書かれている本を選ぶといいでしょう。

簡単で可愛い作品がたくさんの折り紙本は見てるだけでも楽しい

「知育」としても注目されている折り紙は、指先の器用さを鍛えたり、色彩感覚を養えたり、図形の基本を学ぶことができたりと、いいことづくめ。
それだけでなく、できた作品を飾ったり遊んだりすることで、達成感も味わえます。

難しい作品は協力して作れば、親子のコミュニケーションも楽しめるでしょう。

誰もが一度はやったことがある折り紙も、現在は実に幅広い進化を遂げています。
親子で楽しめる簡単なものであっても、可愛くて、あっと驚くようなアイディアの作品が生まれる可能性は無限大。

折り紙の本も、難しい折り方が載っているものだけではありません。
可愛くて季節感のある作品がたくさん掲載されているのものが多く、本として見ているだけで楽しくなるでしょう。

今回ご紹介した記事を参考にしていただき、ご自身やお子さんにピッタリの「これだ!」という1冊を見つけてくださいね。

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